きょうで。

ちょうど一年前の今日、推しの個人イベントに参加しました。何故そうなったのか、順を追って説明していきます。皆様が生きていく上で絶対に必要のない情報でしょうけれど、自己満足というかこういう経緯だった、ということを忘れないための覚え書きとして長々と書いていきたいと思います。
推しを知ったのはテニミュでした。昔からテニスの王子様が好きで、いつか舞台上を駆け回る王子様たちを観てみたいと思いながらも、手を出してしまったら絶対にハマってしまうだろうし…と避けながら生きていました。しかし、そのうちどんどん興味が抑えられなくなっていき、大好きな比嘉中の試合だけでも生で観てみたい…!と思うようになっていました。そこで同じく比嘉中好き(甲斐くん推し)の友人を誘い、劇場まで観に行くことになったのでした。その時は大好きな知念くんばかり目で追っていたので、推しのことはただ「平古場役の子」という印象。そのあとドリライ2013の公演が決定し、フォロワーさんの「あの子色盲で紫見えないんだって」というつぶやきを見て、やっと推しを認識したのでした。それがきっかけとなったのか、比嘉戦ライブビューイングで推しを目で追っている自分に気づき、全国氷帝戦ではもうがっつり推しの一挙手一投足を見つめている自分がいました。その頃には、テニミュ以外でも活躍している姿が見てみたい、と思うようになっていました。
ちょうどそのくらいのタイミングでマグダラなマリアへの出演が決定したことを知り、女装…!と思い軽い気持ちでチケットを取りました。いろいろあって舞台内容は大幅に変更となりましたが、非常にかわいらしく、あわわあわわしておりました。演技力というよりはかわいいが先行してましたねこの頃。
話は少し戻りまして。マグダラチケットを取った辺りで個人イベントの開催が決定したのですが、その時は軽い気持ちで行こうかなー、なんて思ったりして。フォロワーさんが同行してくれることになったので、チケット争奪戦にて無事勝利を納め、イベントに参加することとなるのでした。あの頃はファンだなんて名乗るのもおこがましいくらい全然何も知らなかったので、当日が近づく度にびくびくしていた覚えがあります。個人イベントというのも初だったので軽くパニックでした。会場に行ってみるとなんと最前列!立ち位置真ん前!というとてつもない席で。いやー、人間、好きな人を目の前にするとダメですね。せっかく至近距離で見られる貴重な機会なのに、恥ずかしくて俯くことしかできませんでした。そんな状態で迎えたツーショットチェキタイム。緊張で死ぬかと思いました。この世に生を受けてから20年以上経ってますけど、喪女な私は男性経験なんてもの皆無でして。そんな奴が男性の隣に座って、肩抱いてもらって、写真を撮ってもらうなんて経験したことある訳がなくて。しかも初めてのその相手が見目麗しい俳優さんだなんて、一体誰が想像したでしょうか。もう、ほんと、隣に座ること自体がおこがましすぎて死にたかったです。いい匂いがした記憶はあるのですが、その時のことはあまり記憶にありません。握手してもらいながら「たまには写真に話しかけてあげてくださいね!」って言われたことだけ覚えてます。話しかけてないですすみません。
そんなこんなでハートを撃ち抜かれたというか、緊張で心臓が爆発しそうになったのを好きになったと脳が誤解したというか。その辺はよくわからないのですが、この日を境に沼へと転げ落ち、推しのスケジュールに振り回される毎日が始まってしまったのでした。
あまりにも長くなってしまったので、それから今日まで一年間の歩みはまた別の記事にまとめますね。